写真展「NECOTO」猫と人との10のストーリー。

2019年3月20日から夙川にありますクレープリー・ルポさんで「NECOTO」プロジェクトのお披露目のような写真展を開催させていただきます。

2014年にはじめて他のお家の猫の写真を撮らせてもらいました。
その時は保護猫活動をされている方を訪ね、保護猫の写真を撮ることが目的でした。具体的に保護活動や預かりボランティアはできないけれど、写真でお手伝いがしたいと思ったから。

それから時は過ぎ、2017年に友人の猫を撮らせてもらいました。その時は猫と暮らす人を写真に収めたいと思ったから。

保護猫の写真を撮るようになって気が付いたことがあります。
「うちの猫となんだか違う。」
飼い猫ではありませんから、人を怖がるのは当たり前でそういった猫を人慣れさせて里親さんを見つける。ボランティアの方はとても根気が必要な上、一緒に過ごすうちに猫に愛着もわきます。里親さんが見つかるのはとてもうれしいことですが、それは同時に別れを意味します。ボランティアの方も「猫もそのことをわかっていると思います。ずっと一緒に暮らせるお家を見つけてあげたいんです。」と話されます。猫のためにといってもそこには必ず「人」との問題が絡んできます。根気よく相談に乗り、解決策を探していく。なかなかできることではありません。

保護猫カレンダーを作るようになりあらためて写真を見返すと、ほとんどの猫がとても悲しそうな目をしているように感じ始めました。中には心を開いてくれるのだろうか?といった目をしている猫もいます。

写真には被写体と撮影する人の関係性が出ると思っています。飼い主さんや保護主さんが撮る写真のほうがかわいいに決まっています。

第三者の私の目を通すとどう見えるのか。

友人の家で暮らす猫は最初は私を怖がっていてもそのうち出てきてくれるようになり、遠巻きながら観察をしていると、とても安心しているように見えます。
そんな人と暮らす猫たちを撮り発信していくことで、猫と暮らすことに興味をもってくれる人が増えるかもしれない。そんな思いから猫と暮らす人たちを追いかけるプロジェクトをはじめました。題して「NECOTO」

人と暮らす猫を紹介することで1匹でも多くの猫が幸せになりますように。

KazuyoTerada photo Exhibition

NECOTO」猫と人との10のストーリー。

2019.3.20 wed – 4.22 mon
場所:クレープリー・ルポ

〒662-0063 西宮市相生町7-12  最寄駅:阪急神戸線 夙川駅

【定休日】毎週火曜日【営業時間】11:30〜22:30(最終入店21:00)
※最終日4/22は17時まで。夙川公園の桜の開花状況によっては定休日に営業する場合がございます。最新の営業日はルポさんのホームページでご確認ください。

桜の時期で混雑が予想されますので夕方から夜でしたら比較的ゆっくり見ていただけると思います。 ご予約される場合も夕方以降にお電話がスムーズかと思います。