#008 アイル

チャビーちゃんの飼い主さんからのご紹介で会いに行かせていただいたアイル君。

恒例のクンクンチェック。

第一印象がしっぽがながーい!
「そうなんですかね?アイルしか知らないんで、こんな感じなのかなーと思ってました。」と話される飼い主のlot(ロット)さん。

お伺いして数分でこれです!全く人見知りしないアイル君に私は驚きまくり(笑)。

「いつもこんな感じですよ。」

「へええ!ちなみに抱っこは嫌がりますか?」

「いや、大丈夫です。」

と早速抱っこ。全然嫌がっていません!

お話をお伺いしている間も、フォトジェニックなポーズを取りまくりなアイル君はスコティッシュフォールドの男の子。
立ち耳のスコティッシュフォールドで、カメオタビーという色になるそうです。

毛の色が薄くてふわふわしていて、もっふもふです。

ロットさんとアイル君の出会いはペットショップ。実は猫には全く興味がなかったというロットさん。ペットショップでショーケースの中に入っているアイル君が日に日に気になっていったそう。

小さなケージの中で成長していくアイル君のことが気になっていたある日、値段ががくんと下がったそうです。

「アイルを迎えた日はペットショップと自宅を3往復しました。」

3往復!ロットさんの葛藤が手に取るようにわかります。
気になるといっても猫を迎えるということについて真剣に考え、帰宅しては気になり。ロットさんの優しさが伝わります。

そんなことを知ってか知らずか、ご主人の手を甘噛み。

お部屋のあちこちにレコードが!

餅ですか?(笑)かわいい手。

目の色もきれい~。

突然鳥の鳴き声がするおもちゃで遊びはじめたアイル君。このおもちゃがお気に入りなんだそうです。

「夜中に耳元で遊ぶのでちょっと困ります。」

といいつつ笑顔で話されるロットさん。愛されてるね~。アイル君。そして私はこのおもちゃに食いつきました(笑)。見かけたら我が家のネコズにも買ってあげよう。

お気に入りの定位置に戻るアイル君。私の指もクンクンしてくれています。

かわいい。&後ろに見えるのは長いしっぽ。しっぽがぴーんと立っているとき猫はご機嫌なんですよねー。

カメラ目線頂きました。

鼻のしわもたまりません。

お手入れ姿もかわいい。

最初ご紹介いただいた時に「保護猫じゃないけど良いですか?」と聞いてくださったロットさん。私はいつか日本でもイギリスのようにペットショップでの生体販売がなくなるといいなと思っています。
保護猫かどうかは私の中ではあまり重要ではありません。言葉選びが合っているかどうかわかりませんが、猫に罪はないし、ペットショップで購入した人にもいろいろな考えの方がいると思っています。
ロットさんのように最初は猫に興味がなかった人がペットショップで気になる猫と出会い、幸せに暮らしていることを考えると、ペットショップに並ぶことで出会えたんだと思います。
最初の出会いはどうであれ、その後愛情をもって一緒に暮らしていけることの方が大切なんじゃないかなと思います。
買う人がいなくならないと生体販売は無くならないというのはその通りですが、ペットショップからお迎えしてから初めて猫や犬が置かれている現状を知ることになるということも多いと思います。
実際私も猫を飼い始めて知ることが多く、それまではなんとなくは知っていても他人事でした。
猫と暮らし始めてペットショップに行くのがつらくなりました。
猫と暮らすまでは、ペットショップを見つけるとのぞきに行って、あの子かわいいな、あの子もかわいいななんて思っていたのです。
血統書付きの犬や猫でも捨てられたり、売れないと処分されたりといった現状があるということを一人でも多くの人に知ってもらいたいという気持ちがあります。
少しでも知っていただくことで、動物と暮らしたいと考えた時、保護猫や保護犬の存在を思い出していただければいいなと思っています。

かたいお話になってしまいました。
今回撮影させていただいたアイル君は今まで会った中で一番人見知りのない猫でした。こんな子がいるんだ!とびっくり。
そしてスコティッシュフォールドではなくブリティッシュショートヘアーだと勘違いしていた私。アイル君、ロットさん、すみません!(汗)お許しを!(笑)
撮影にご協力いただきありがとうございました!

【NECOTOデータ】 
2019年3月撮影 兵庫県 人1+猫1

アイル:♂2017年10月生まれ
性格:おっとり
いつものご飯:カリカリと鶏肉
好きなおやつ:ちゅーるとささみ
好きなおもちゃ:音がなる鳥の人形
定位置:ベッドの上、キャットタワー
猫砂:木製チップ