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名所と呼ばれるような場所にはほとんど行かず、家の近所や普段の街並みなんかを撮るのが好きです。
夙川公園は自宅から近く、ここだけは行ってしまう。人はなぜ桜に惹かれるんだろう。

スマホを持つのがあたりまえになって、写真を撮ってる人がたくさん。人はなぜ写真を撮るのだろう。

去年の台風で倒木が多かったので今年は少し景色が変わってしまった。
樹木が大きく育つまでには長い長い月日がかかるけれど、災害で様子が変わってしまうこともある。
比較的自然豊かな場所に住んでいるので、ご近所にも森のような場所もたくさんある。街のみんなが愛していた大きな大きな紅葉が家からすぐのところにあったけど、土地の持ち主が変わって紅葉だけは残すと言っていたのにあっさりと切られてしまった。私にとって風景が変わっていくことは少し心に隙間風が吹くような感覚に陥ることがある。
それは築60年ほどの古い日本家屋の家に生まれ、山と川があっていつまでもそこのある風景だと思って育ったからかもしれない。
私の育った家はもう築100年を超えた。
去年だったか一昨年だったか、ご先祖が眠るお寺の境内がぴかぴかに建て替えられた。

とても悲しかった。

阪急電車の色は私の故郷を走る近鉄電車と小豆色具合が似ていて好きです。